日本のプロ野球が現行の12球団から16球団になるかもしれないという噂が話題になっておりますね。
1リーグ制や統一球問題など、話題が絶えないプロ野球ですが、今度は16球団ですかw
1ファンとしては、盛り上がりそうといった感じのイメージしかないのですが、よくよく考えるとさまざまな問題点も出てきそうですね。
そんな個人的な考えをまとめてみました。
16球団構想とは?
アベノミクスの成長戦略として考えられているらしい。
消費税増税で落ち込むとみられる景気の回復策としても期待されているとか、、
この提案には、スポーツジャーナリストの二宮清純が噛んでいるらしくさまざまな以下のような提案をしている。
二宮氏は、
そして16球団を4球団ずつ、セ・リーグの東地区、西地区、パ・リーグの東地区、西地区に分割し、その優勝チームがプレーオフを戦うシステムにするのはどうか。こうすれば現行の3位までが出場できるクライマックスシリーズよりポストシーズンも盛り上がるはずである。
と提言しているそうです。
この二宮氏、週刊誌『漫画ゴラク』で毎週さまざまなスポーツやそれに関連する人物に独自の観点から独自の考えをコラムにしているんですが、なかなか鋭くて個人的には好きな人です。
メディアにも出ていて、かなり物事をはっきり言うタイプです♪
でもプロ野球が大好きなのは、伝わってきますね。
メリットは?
プロ野球ファンの視点で考えると、
普通に大賛成ですね。
球団が増え、対戦カードが増える、これだけでも面白くなると思います。
Jリーグみたいに地域に密着したプロ野球ファンが増加することは確実だろうし、最近低迷しているプロ野球人気も戻ると思います。
選手の視点から考えても、
大賛成の選手が多いのではないかと思います。(選手じゃないのであくまで個人的な考え)
なぜなら、プロ野球選手としての枠(人数)が球団が増加することによって枠も増えるからです。
例を上げるとすれば、12球団では戦力外通告を受ける選手も16球団ならまだまだプロ野球選手として雇用してもらえる可能性が高いということです。
プロ野球選手の平均勤続年数が8.5年程らしいですが、もしかしたら9年程度に上がる可能性だってあります。
メリットを上げるとするとこんな感じでしょうかね。
デメリットは?
もちろんメリットだけではないと思います。
デメリットととして、まずはプロ野球事体の質の低下があげられると思います。
プロ野球への狭き門が広くなるわけですから質が落ちる可能性は十二分にあると思います。
これは、どの業種でも言えることですし、、
選手の移動が大変になることによって普段通りのパフォーマンスを出せない選手が続出したりケガが増える可能性もあると思います。
そして最大のデメリット、問題点としては、
『戦力の不均衡』が考えられると思います。
楽天が新規に参入した時を覚えていますでしょうか?
言い方は悪いですけど、某球団の2軍でもおかしくないレベルでしたよね?
あんな感じになる可能性が高いと思われます。
ではどうしたら不均衡がなくなるのか?
メジャーリーグみたいに完全ウェーバー方式にしなくてはいけないと思います。
[完全ウェーバー方式]
■当シーズン終了時のチーム順位を基準とし、どの指名巡目でも常に、最下位のチームから順に選手を指名する
■指名は即ち独占交渉権獲得を意味し、他チームとの競合(抽選など)は起こらない
よく考えてみるとデメリットも多いですよね。
まとめ
今回は、プロ野球16球団を考察してみました。
個人的には、とても面白いとは思います。
独立リーグの選手にとっても夢のある話ですしね♪
ただ、実施する前に決め事をたくさん決めておく必要はあると思います。
実施後、バタバタするのがNPBなので心配ですが、、
プロ野球ファンにとっては、目の離せない情報ですので楽しみに待ちたいと思います!