【デング熱】潜伏期間、症状、予防方法は!?

デング熱

デング熱東南アジア地域に頻繁に行かれる方は聞いたことぐらいはあると思います。
あまり海外旅行に行かない人は初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?

これからの海外旅行シーズン、東南アジア(インドネシアのバリ島や、タイ、フィリピンのリゾート地)などへ出かける方のために情報をまとめてみましたので要チェックです。

デング熱とは?

デングウイルスが原因の感染症、基本的には日本に存在していないネッタイシマカヒトスジシマカによって人から人に感染します。
デング熱
直接、人から人には感染しません。

デングウイルスに対する薬は今のところなく対症療法となります。
対症療法とは、

病気の原因を取り除くのではなく,病気によって起きている症状を和らげたり,なくしたりする治療法

もちろん有効なワクチンもありません。
感染しても発症しないことも多い。

デング熱患者の一部が重症型のデング出血熱になる可能性があります。
デング熱で終わる人とデング出血熱までになってしまう人の原因はわかっていません。

デング熱はほぼ確実に治る病気であるのに対して、デング出血熱は半数近くが亡くなってしまう怖い病気です。

潜伏期間

2~15 日(多くは3~7日)です。

症状

デング熱の症状は、

感染後2~10日ほどで突然の高熱で発症します。頭痛、眼の奥の痛み、腰痛、筋肉痛、骨痛が主な症状として現れ、さらに食欲不振、腹痛、吐き気、嘔吐、脱力感、全身倦怠感(けんたいかん)も現れることがあります。全身のリンパ節のはれもみられます。また、発熱してから3~5日目には胸、背中、顔面、腕、脚に発疹が出ることもあります。
これらの症状は約1週間で消え、通常は後遺症を残すことなく回復します。

風邪と似てる症状なので注意が必要ですね。
旅行後、2~3日で高熱を出したらすぐ疲れなどを疑い自宅療養よりも医者に行って旅行に行った旨を伝えたほうが良さそうですね。

デング出血熱の症状は、

出血を伴う。子供では極めて急激に症状が進み、皮下出血の後、ひどくなると体内の出血もあらわれ、失血状態で血圧が下がり、脈拍が弱くなり、四肢が冷たくなり、ショック症状に陥る。

予防方法

蚊によって媒介されるので蚊に刺されない対策が一番です。
長袖や長ズボンなどの肌を露出しない格好を選択しましょう。

もちろん流行地域には旅行しないといった心構えも必要ですが…。

なめてかからないこと

このデング熱をしっかり覚えておいて下さい。
私は2010年にこの病気をしったんですがなめてかからにほうが良いです。

現役バリバリのアンディ・アイアンズというトッププロサーファーがこの病気で亡くなっています。
32歳の若さで体力が有り余っているにもかかわらず治療が遅れてしまったそうです。
アンディ

ヤフーニュースでも、
成田空港などで、日本に生息していないはずのウイルスを媒介する蚊が相次いで見つかっている。
とも書いてありました。
温暖化が進む昨今、これから日本でも流行する可能性のある感染症と言ってよいと思います。

蚊一匹で命を落とすようなことがないよう情報だけはしっかり頭に入れておく必要がありそうですね。

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